二十四節気 【 小寒(しょうかん)】
‘冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也’(暦便覧)
今日の小寒より「寒の入り」となります。
つまり1年で寒さが最も厳しい時期・・・
お正月休みも終わり、仕事へ向かう足取りが重くなる時期でしょうか(笑)
「小寒」から「立春」までの間に
寒中見舞いを出して相手を気遣うそうです。
厳しい寒さにより身体の冷えも強くなるため、
体力や代謝も落ちてきます。
身体の温めパワーを高めると同時に、
血行を良くして‘冷え知らず生活’を
積極的に実践していきたいものです。
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≪冬の寒さから身を守るライフケア≫
1.3つの「首」を冷やさない
身体のくびれた部分は表面近くに太い血管が
走っているため効率的に血流改善が出来ます。
「首」「手首」「足首」の3つのポイントを
冷やさないよう、しっかりガードしましょう。
2.温め食材を上手に利用しましょう
生姜やニンニク、ネギなどの辛味野菜は
血巡り力を高める食材です。
積極的に摂り入れ、身体に溜まった冷えを追い出しましょう。
3.ココロとカラダをゆるめましょう
ストレスでココロやカラダに緊張が続いたり、
同じ姿勢が続くと血の巡りが悪くなるため、冷えやすくなります。
適度な運動や気分転換で、こまめにストレス解消をしましょう。
手軽にできるツボ押しなどもおススメです。
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さらに、あさって一月七日は
「人日(じんじつ)の節句」
一般的には【七草粥】を食べる日となっています。
この「人日」、中国より伝わった風習だそうで
正月一日から六日は獣を、七日は人を占う日とし
七種の野菜が入った羹(あつもの)を食べて
邪気を祓ったのが起源ともいわれます。
「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」
陽の気が目覚めるこの時期に
大地から芽吹き始めた七草を身体に取り入れることで
新しい年の無病息災を願います。
日本は風習の中に生きるヒントが隠されていて、知ると面白いですね。
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