昨日、更新しましたメールレターが大変好評でしたので、
初めてブログでシェアします。
(内容的にネットでも大丈夫だと思いましたので)
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▼それでは内容をお楽しみください▼
//今日の言葉『あ、うん』//
『人は理想を失ったときに老いる』
井口潔(93歳の医学博士、九州大学名誉教授、日本外科学会名誉会長)
http://kokisugita.com/daily/2015/08/04/1422/
//メール限定コラム『いい日和』//
今日の言葉、実際にそれを実践している方の言葉です。
8/1,2に井口先生の『ヒトの教育を考える会』の合宿へ参加。
日本全国から医師、経営者、茶道家、教育者、サラリーマン、OL、アーティストと
50名超の方が日本の教育についての井口先生や他の方々の考えを学びにやってきました。
テーマが『無の境地』『稽古の大切さ』ということもあり、
毎日稽古を続け、大書揮毫で無の境地の本域を表現している杉田がなんと、
招待書道家として参加することに。
ほんとは、勉強しにいきますと参加表明したはずが、、、いつの間にか招待されることになり(汗)
20代から90代まで大先輩方が沢山居る中、
なぜか、名簿をみたら、上から四番目に名前が(苦笑)
上の方々は何かの名誉会長という肩書きの中、『書家・現代美術家』という、、、、
状況の参加になっていて、
ちょっとしたパニック状態(笑)
書の揮毫パフォーマンスは2日目の朝だけだった事もあり、
それまでは先輩方に学ぶため、
二日間の約24時間の講義を通して教育について学びました。
話の中には生物学的な視点での子育て、
良寛の生き方など、
90代、70代の先生方がすばらしい話をしてくださいました。
なぜ、教育なのか?というと、
今の社会に何が影響しているかを統計でみていくと、
20年前からの教育手法が関わっていることが分かるそうです。
明治維新の時代になぜ、あのような偉人が多かったかというと、偉人たちが子供の頃の教育の在り方が、
『人間力を鍛える』ための教育方針だったから。
武士道、儒教、孔子や老子の生き方を学び、どういった生き方をするのか?を考え行動する人を育てていったそうです。
戦前、戦後にもそれぞれ教育方針があり、その方針が今の社会を作ってる。
生物学的な教育のうえで剣道や柔道、茶道、華道などの『稽古』は人間力を磨くためにはとても大事なものだとおっしゃってました。
そうした事を学ぶ1泊2日の会で、
その会の最後に、93歳の医学博士、井口潔先生が発した
『人は理想を失ったときに老いる』
という言葉が何よりグッときました。
90代にも関わらず、耳も遠くなく、肌もつやつやして、誰に対してもフラットに同じ年のように関わって下さる井口先生。
20代の方と話していたときに、
先生が『年齢差を感じない』と仰っていたのが面白いなと思いました。
その井口先生は今でも理想をもち、生きる事を、稽古する事を、学ぶ事を楽しんでいる。
90代がそうやって生きている。
これってものすごい事だと思いました。
その井口先生から、
杉田の大書揮毫をみて、
こんなに魂の伝わる書の揮毫パフォーマンスは初めて見ましたと感動いただけたことは一番幸せなことでした。
『無』という文字は『舞』わないという所から生まれてる。
有があって、はじめて無が生まれる。
そういうイメージを所作にのせて制作しました。
涙を流す方、音すべてに命を感じたといって下さる方、本当に嬉しかったです。
本当に感動くださったのか、名簿の4番目のように、最後の写真撮影で90代、70代の大先生がソファに座る4台目の所に、『杉田さんが座りなさい』と言われ、もうなんだか恐縮すぎるイベントになってしまいましたが(苦笑)
私も井口先生のように、『理想』へ向かって、歩み続けてゆこうと思いました。
私が最も尊敬するアーティストは100歳を越えても現役の書道家なのですが、
私も生き抜ける限り、生きていこうと思えました。
この言葉の本意が皆様にも伝わり、
それぞれの『理想』をもう一度見直す機会になれば嬉しいです。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。
また後日、ここで学んだもう一つの言葉もシェアしますね(^^)
杉田廣貴
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