言霊とは言葉に宿る神秘的な力として【言葉が持つ力】
そしてその動きと流れを指しているそうです。
古来から日本では【言＝事】と考えられ
「良き言の葉は良きものを招き、悪き言の葉は災いを招く」
という観念があります。
その昔「言霊の呪力」に心を奪われ、
言霊の力を自在に操ろうと
沢山の神道家・霊術者などが【言霊の力】の研究に没頭したようです。
◆【言霊の幸（さき）わう国・言霊の扶（たす）くる国】（万葉集）
神国日本といわれた我が国を指し示しています。
「言霊の国」と形容するこの言葉は、
現代においては完全にその形が消えてしまいましたが
本来言霊が持つ神秘な力については
古事記で伝えられる「国生みの神話」でも示されています。
◆【天地（あめつち）初めてひらけしとき、高天原に成れる神の名は・・・】
この世がまだ混沌とした宇宙においてわずかにその姿を現したとき、
光とともに大いなる意思が動きました。
私たち、人の祖神が生まれ出でるまでの大いなるものの意思が
【宇宙のすべての源】でした。
大いなる宇宙の神は、
・伊邪那岐命（イザナギノミコト）
・伊邪那美命（イザナミノミコト）
の二柱の神に対し「このただよへる国を修理り固め成せ」と言ったそうです。
これが、この世で初めての【言霊】となります。
このように両神は、宇宙神の言葉に従い
言葉に潜む力（言葉の本質とその力）である【言霊】をうけ
この国を作り成したと伝えられています。
もし本当に言霊のチカラで日本を作ったとしたら…？？
う～ん、言葉・言霊のチカラって凄い！！
私たちも、上手く活用して夢を叶えて行きたいものです。
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