私たちのまわりにも、子供を妊娠した、や、子供が生まれるという報告があります。
子供達はみんな時期や親を選んでやってくると言います。
出産祝い、特に命名書では、
『私たちを、選んでくれて、ありがとう。』
この言葉を書きます。
この言葉を書く時、親御さんや、祖父母、ご家族みなさんを思い描きながら書くのですが、
出産の歓び、お母さんの生まれるまでの苦労、そして、生む時の大変さ。
お父さんの気遣いや、出産までの慌てや、ワクワクする気持ち。
そして、抱き上げた瞬間の感動。
祖父母や友人たちからの、「おめでとう」という声。
みんなの祝福が起こっている姿を想像して、その一員になった気持ちで制作するため、
ウルウルしながら書いてます(涙)
この『生まれてくれて、ありがとう。私たちを選んでくれて、ありがとう。』を書く度に、
心から感動します。
この仕事に辿り着いて良かったなあって。
こうして、人と巡り会えて良かったあって。
出産祝いや命名書は、子の親になった最初の感動。
しかも、みんな、あなたが好きでやってきた子供達。
”子供たちの一生が素晴らしく輝きますように。”
そんな思いを必ず、一枚一枚に込めて、書いています。
今回もまた、喜んでくださいますように。
そんな思いを込めて、梱包。
私は実父と、育ての父がいて、
実父が、私が生まれた時、どんな思いだったかを知る事ができません。
育ての父が、すごい愛情で育ててくれたのは知っています。
そして、自分が父になった時、子を抱きしめた時、
自分の中で”愛おしい”という気持ちでいっぱいになりました。
だから、実父も、育ての父も、愛してくれていたのだろうなと感じる事ができました。
こうした”想い”を残したくて『言葉ギフト』があります。
今日もまた、そうした親の気持ちと出会えた事に、感謝します。