(THE PAGEより引用)※一部抜粋
【加藤浩次】恩人は小学校からの幼なじみ
僕の恩人は東藤正憲(とうどう・まさのり)です。
いったい誰なのか、分かんないですよね。
地元・北海道の友人で「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)なんかで、ちょこっと映ったりもしてますけど、完全なる一般人ですからね(笑)
最初に会ったのは、小学3年生。地域のマラソン大会があって、そこで初めて見かけました。
俺とは別の小学校だったんですけど「絶対、俺が1位になる!!」と吠えてるヤツが東藤だったんです。
結局、東藤は27位、俺が3位でしたが(笑)。
それから中学では同じ学校になって、一気に距離が縮まりました。毎日、ずっと一緒でした。
高校卒業して、東藤は地元の土建屋に就職。
僕は進学校だったんですけど、東京に行こうという思いもあって、
進学せずに運送会社に就職し、就職した年の12月に冬のボーナスをもらって会社を辞めました。
乗ってた車を売ったお金とボーナスを合わせて何十万円を作り、年が明けたら東京に出る予定を立て、車を売る相手も決まってました。
…そんな中、雪で路面が凍結してて、前を走ってたトラックに追突してしまい、車は壊れてしまった。
そんな車は売ることができないし、修理代が20万円と言われたんで、車を直すと貯金がなくなって上京する資金がなくなってしまう。
困り果てて、東藤に「…どうしよう」と言ったら、土建屋で貯めた全財産20万を何も言わずに渡してくれたんです。
19歳の20万円…大金じゃないですか?
でも、それがなかったら、東京にも出てこられなかったし、その後の出会いや出来事はなかったわけですから。
…あそこでお金を出してくれたことの意味を、年をとればとるほど、強く感じています。
正直、あいつから多分に影響を受けてます。
“やるって言ったらやる”
“絶対に裏切らない”
“仲間を助ける”
口に出したら恥ずかしいんですけど、人間形成の一番大切な時期に、出会ったのが東藤でよかったなと思います。
今の俺を作ってくれてますから。
基本的には、どちらも互いの前では絶対に弱音は吐かない。
だからこそ、20万円の時は、向こうがすべてを差し出してくれた。
だから、もし、アイツが困ったと言ったら、その瞬間、絶対に助ける。
それだけです。
(THE PAGEより引用)※全文は←のサイトをご覧ください
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